消費者金融は昔はサラリーマン金融、略してサラ金という呼び名で知られており、昭和時代の人間達はサラ金だけにはお金を借りてはいけないよ、と言っておりました。

それほど恐ろしい物として知られていた消費者金融ですが今ではどうでしょう。

キャッシングという聞きなれない横文字としてリニューアルをしており、可愛らしいマスコットキャラクターで茶目っ気のある宣伝をし、キャッシングをしてはいけないよ、と口を酸っぱくして言う人はいなくなりました。

２０００年頃でしょうか、自分がまだ未成年で世間知らずの頃、新聞に掲載されていた、ＣＧの可愛らしい宇宙人のようなキャラクターが、お金を貸すよ、といった旨の説明をしている広告がありました。

それを見て私は母親に「この広告、可愛い」と、言うと母親は、それはサラ金だから借りてはいけないよ、と言い、私は初めてサラ金がこのように親しみやすい広告を出し、一般人を誘惑しているのだと知りました。

某小型犬を起用している消費者金融のテレビコマーシャルも流行しました。

そういったテレビコマーシャルを見た人がサラ金は恐ろしいものだと知らずに安易に手を出してしまうのではないか、と、恐ろしいのです。

昭和生まれの自分は借金といえばサラ金のことであり、キャッシングという言葉を最近まで知りませんでした。

仕事で借金に多く触れる機会があったことでキャッシングの存在を知り、それが悪名名高いサラリーマン金融のことだと気付きます。

生活苦や病気でもないのに旅行のため、遊びのためなどに安易にキャッシングに手を出している人が多く、とても驚きます。

借金をするのは最後の最後の手段にすべきではないでしょうか。

それなのに目先の快楽に囚われ、将来金利で苦労し借金を返済し続けることが想定できるはずです。

生活苦や病気、事故などでやむおえない人以外は消費者金融を利用しない方が、自由で豊かな人生を送れますよ。

それでもよい、という人は計画的に借り入れましょう。

どうしてもという方には→なんとか貸してくれる街金　がおすすめです。